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枕団子

枕団子は、仏教の祖であるお釈迦様が悟りの世界に入られるとき、菩薩が香飯を献上したのですが、釈尊は辞退して食べなかったそうです。

そこで死後に団子を供えたという説に由来して亡くなられた方の枕元にお団子をお供えするようになったと考えられています。

色々な説はありますが、地域によっては、人は亡くなってから善光寺詣りに行くので、その道中の お弁当 として枕団子や枕飯を供えると考えられています。

宗教によってはお供えしない場合もありますが、お供えしたお団子は通常は枕ご飯と共に出棺前にお棺に納めます。

枕団子は何個?

一般的に枕団子の数は 六個 が多いようです。 地域によっては13個や49個作るところもあります。

いつ作るもの?

枕飯も枕団子もできれば他界したその日から作るものとされていますが、通夜の日に作る地域もあります。

火葬日まで毎日作りかえて、前日までの枕飯と枕団子は全て半紙等に包みお棺の中に入れます。

使用後の器は?

使用後の茶碗は割ります。これは死者に決別を悟らせる風習だそうです。

そのため、使用する器は 故人が使用していたものの中でも、割って良いような小皿やご飯茶碗を選ぶようにします。

枕飯(枕ご飯)

茶碗に盛り切りにした一膳かぎりの飯に箸を二本垂直に立てたものです。

作るときは故人が使用していたご飯茶碗を使って、すり切り一杯分の米を量って別釜で炊きます。

炊いた ご飯は残さず山盛りに盛りつけて箸を突き立てるようにします。炊きあがると水分を含んでふっくらするので山盛りに盛り付ける形になります。

子供の頃に食卓でご飯にお箸を立てると、親から 「縁起が悪い!」と怒られた方も多いかもしれません。なぜならこれは死者の物という印であり、一膳飯は忌みの掛かった物と考えられているからです。

どうして枕飯を作るのか?

死者を蘇らせる 呪術的な役割 を果たしていたり、「 米を食べたさに蘇って欲しい 」 と願うなどの意味もありますが、亡くなった方が この世で最期にとる食事としてお供えをすることが一般的な考えになっているようです。

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